「特に忙しかったわけでもないのに、ずっとだるい」「朝から体が重くて、なかなかエンジンがかからない」——。
こうした慢性的なだるさに悩んでいる方は少なくありません。睡眠時間は確保しているのに疲れが取れない。休日に休んでもスッキリしない。
その原因は、単なる疲労の蓄積ではなく、体の「エネルギーの作られ方」に問題があるのかもしれません。
今回は、体がどうやってエネルギーを作り、なぜそれがうまくいかなくなるのかを解説し、だるさを翌日に持ち越さないための習慣をお伝えします。

エネルギーはどう作られ、どう消耗するのか
体を動かすエネルギー「ATP」とは
私たちが歩く、考える、内臓を動かす——こうしたあらゆる活動のエネルギー源となっているのが「ATP(アデノシン三リン酸)」という物質です。
ATPは、食事から摂取した糖質・脂質・タンパク質を材料に、細胞内の「ミトコンドリア」という器官で合成されます。ミトコンドリアは全身の細胞に存在し、いわば体の中の「発電所」のような存在です。
ATPが十分に作られていれば、体は軽く動き、頭も冴えます。しかし、ATPの合成が滞ると、体は文字通り「エネルギー切れ」の状態に。これが、慢性的なだるさの正体の一つです。
ATPの合成には何が必要か
ATPをスムーズに合成するためには、材料(栄養素)だけでなく、いくつかの条件が必要です。
・十分な栄養素(特にビタミンB群、鉄、マグネシウムなどの補酵素)
・酸素の供給(血流が担う)
・ミトコンドリアが正常に機能していること
つまり、栄養バランスの偏り、血流の停滞、加齢によるミトコンドリアの機能低下——これらのいずれかが起きると、ATP合成の効率が下がり、だるさにつながる可能性があるのです。

内臓疲労と全身倦怠感の関係
「内臓が疲れている」とはどういう状態か
だるさの原因として見落とされがちなのが「内臓疲労」です。
私たちの内臓は、食べたものの消化・吸収、栄養の代謝、解毒、排出を24時間休みなく行っています。特に肝臓は、500以上の代謝機能を担っていると言われるほど働き者の臓器です。
食事の量が多すぎる、食事の間隔が短い、加工食品やアルコールが多い——こうした生活が続くと、内臓は「休息なき労働」を強いられることになります。内臓がフル稼働し続けた結果、代謝効率が落ち、ATPの合成にも影響が出る。これが「なんとなくだるい」の背景にある可能性があります。
「疲れていないはず」なのにだるい理由
内臓疲労の厄介な点は、自覚しにくいことです。
筋肉痛のように「ここが疲れている」と感じるわけではなく、全身のだるさ、やる気の低下、頭がぼんやりするといった漠然とした症状として現れます。
「特に無理したわけでもないのにだるい」——その感覚こそが、内臓疲労のサインかもしれません。
和漢の知恵に学ぶ「気虚」の考え方
東洋医学における「気虚」とは
東洋医学では、体のエネルギーが不足した状態を「気虚(ききょ)」と呼びます。
気虚の代表的な症状は、まさに現代人が悩む「だるさ」そのものです。
・体が重く、疲れやすい
・やる気が出ない
・食欲がない、または食べても力にならない
・声が小さくなる
・風邪をひきやすい
科学的な計測手段がない時代から、先人たちは「エネルギーが足りない体の状態」を「気虚」として捉え、食事や生活習慣で整えようとしてきました。
「気虚」とATP不足の共通点
興味深いのは、東洋医学の「気虚」と現代医学の「ATP合成不足」が、ほぼ同じ状態を指しているように見えることです。
気虚の原因とされるもの——不規則な食事、過労、睡眠不足、ストレス——はすべて、ATP合成を妨げる要因でもあります。
「気を補う」という東洋医学のアプローチは、現代の視点で言えば「エネルギー産生の土台を整える」ことに他なりません。特別なサプリメントではなく、日常の食事と習慣で体の根本を支えるという考え方は、現代のだるさ対策にも通じる知恵です。

疲れを翌日に持ち越さないために
内臓を休ませる食事のリズム
だるさの改善でまず意識したいのは、「内臓に休息時間を作る」ことです。
・食事と食事の間隔を最低4〜5時間空ける
・夕食は就寝3時間前までに済ませる
・食べすぎた翌日は、朝食を軽めにして内臓を休ませる
食べる「量」や「質」だけでなく、「食べないこと」で体を整えるという視点が、内臓疲労の回復には大切です。
栄養バランスを意識する
ATP合成に必要なビタミンB群、鉄、マグネシウムなどは、偏った食事では不足しがちな栄養素です。
コンビニ食や外食が続いている方は、それだけでエネルギー産生の効率が落ちている可能性があります。「しっかり食べているのにだるい」という方は、食事の量ではなくバランスに目を向けてみてください。
血流を促す軽い運動
ATPの合成には酸素が必要です。酸素を全身に届けるのは血流の役割。
デスクワークが中心の方は血流が滞りやすく、それだけでATP合成の効率が下がる可能性があります。1日15〜20分のウォーキングや、仕事の合間のストレッチだけでも血流は改善しやすくなります。
エネルギー補給のコツ——和漢の力を日常に
「だるさを根本から改善したい。でも生活習慣をすべて完璧にするのは難しい」——そんな方にこそ、日常の中で取り入れやすい和漢の力がおすすめです。
e:FORCEの「パワーチャージ・ナウ」は、薬剤師が25年以上の臨床経験をもとに開発した滋養強壮系ドリンク。エゾウコギ(抗疲労・抗ストレス)をはじめとする和漢エキスが、エネルギーを必要とする体を内側からサポートします。
また、食事の偏りが気になる方には「カタヨリ・チェンジ」がおすすめです。偏食による栄養バランスの乱れに着目し、腸内環境を整えることでエネルギー産生の土台を支えます。

どちらも保存料・人工甘味料・着色料を使わないギルトフリー設計。市販のエナジードリンクのような一時的な覚醒ではなく、体の根本からエネルギー産生を支えるアプローチです。
まとめ——だるさは体からの「エネルギー不足信号」
慢性的なだるさは、怠けているわけでも、気持ちの問題でもありません。体のエネルギー産生システムが、何らかの理由でうまく回っていないサインです。
ATP合成に必要な栄養素の不足、内臓疲労による代謝効率の低下、血流の停滞——これらが重なることで、体は「エネルギー切れ」の状態に陥ります。
東洋医学では、このような状態を「気虚」と呼び、日常の食事と習慣で整えてきました。現代においても、その考え方は変わりません。
特別なことをする必要はありません。内臓を休ませる食事のリズム、栄養バランス、軽い運動、そして日々の習慣として和漢の力を取り入れること。この積み重ねが、だるさを手放す第一歩になります。
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